【イタリアのスープ】冷凍/缶詰で時短調理から手作りまで
チャオ!トモンテです。
寒い夜にあったか~いスープを飲むと、体も心も癒されますね。
イタリアのスープといえば、野菜がいっぱい入ったミネストローネ。
イタリアでは共稼ぎが多いので、スーパーでは、冷凍や缶詰のスープも沢山販売されています。
この記事では、ミネストローネを中心に、イタリアで買える/作るあったか~いスープを紹介します。
時短スープ
ミネストローネは、野菜を切って煮込むだけの料理なので手順は簡単ですが、仕事をしていると野菜を切る下準備時間も短縮したいですよね。
缶詰スープ
我が家でも、いざという時に備えて、常温保管で台所の棚にストックしているのが、缶詰のスープです。
何も追加せず、温めてお皿に注ぐだけですので、これ以上に簡単なものはありません。
写真のひよこ豆のスープは、ローズマリーをはじめとするハーブやニンニク風味がきいており、日本人にも人気があります。
このタイプのスープは、缶詰以外に紙パック容器でも販売されています。
冷凍スープ
そして、冷凍庫に常備しているのが、冷凍ミネストローネ。
お気に入りのメーカーは、FINDUSとBUITONIです。
写真のパッケージで最も目立つ大きな文字「5MINUTI」とは、5分のこと。企業も時短をセールスポイントのトップに掲げていますね。
これに、コンソメの素で味をつけ、大麦等の穀物や豆類を追加します。
袋入り粉スープ
最近買わなくなりましたが、クノールやスターから、お湯で溶くタイプのスープも販売されています。
手作りスープ
ミネストローネ
日本でもお馴染みの野菜のスープ「ミネストローネ」。
コンソメスープに粗く切った好きな野菜を入れ、煮込んで作ります。
食べる前に、小さく角切りにしてトーストしたパンや、オリーブオイルやパルメザンチーズを入れるイタリア人も多いようです。
野菜のVellutata(ヴェッルタータ/ペーストスープ)
秋冬によく作るのが、カボチャをペースト状にして作るパンプキンスープです。栄養がある皮もいっしょにペーストにします。
また、1年を通して作るのが、フィノッキオ(ういきょう)と野菜のスープです。
粗く切ったフィノッキオ、玉葱、人参、セロリ、じゃがいもをオリーブオイルで炒め、水を加えて煮込んでから、ハンドブレンダーでペースト状にします。
スープパスタ
こちらでは、Cappelletti in brodo(カッペッレッティ・イン・ブロード)という肉類包みパスタ入り鶏スープが、特にクリスマス~大晦日シーズンに食べられています。
骨付き鶏肉と野菜で出汁をとったこのブロードには、カッペッレッティのような肉やハムを具材とした包みパスタ以外に、極小のショートパスタを入れて頂くスープもあります。
日本人的には、スパゲティのようなロングパスタを入れてラーメン風に食べたいところですが、イタリアではズルズル音を立てて食べる習慣がないためかそうする人はいません。
最近ローマにラーメン屋が次々とオープンしていて若いイタリア人にも人気がありますので、今後その習慣は変わるかもしれませんね。
最後に
この記事では、ミネストローネを中心に、イタリアで買える/作るあったか~いスープを紹介しました。
上記の時短スープは日本で購買可能なものが多いかと思いますが、もし初めてご覧になった場合は、どれも日本人の口に合いますので一度お試し下さい。
*本記事は、はてなブログ今週のお題「あったか~い」への投稿文です。