風邪予防に最強の果物、ザクロと柿
急に寒くなったこの時期に注意が必要なのが、風邪。
秋の味覚、ザクロや柿に含まれている栄養素が、風邪予防に最強らしい。
ザクロには、免疫力を高めて風邪を予防するために必要な栄養素が盛り沢山。
ザクロに含まれるアントシアニンやタンニンといったポリフェノールには、赤ワインや緑茶よりも強い抗酸化作用があるらしく、ポリフェノール等の抗酸化物質は、活性酸素を取り除いてウイルスと戦う白血球を活性化することで免疫力を高めてくれます。
また、皮膚や粘膜を強くしてウイルスの侵入を防いでくれるビタミンCも豊富に含まれています。
今朝このザクロを２つに割り、手動レモン搾り器で果汁を絞り、発泡性ミネラルウォーターで割って飲みました。すっぱ過ぎず、甘過ぎず、ヘルシーな味でした。
一方柿は、目や鼻、喉等の粘膜を強くするβカロテンが豊富で、風邪を引きやすい状態を防いでくれる働きがあります。
また柿は、みかんの倍量のビタミンCを含有しているので、柿1個で１日に必要なビタミンCを十分摂ることができます。
柿は漢方でも使われており、肺に潤いを与えて体の余分な熱を取ってくれる作用があると言われています。
柿は実だけでなく葉にもビタミンＣが豊富に含まれていて、その含有量は緑茶の約２０倍。葉のビタミンＣは熱に強く、熱いお湯を入れても壊れることがない為、お茶としても用いられています。
イタリアでは、実がトロトロに熟し過ぎて弾力のないゼリー状になったLotiと、リンゴの様に硬く黄オレンジ色のKakimela（りんご柿）の２タイプの柿が売られています。
美味しい日本の柿はこれらの中間にあたるので、買ってきたkakimelaが熟れるのを気長に家で待つか、なるべく硬いLotiを選んで買っています。
イタリア語の名詞の大半が単数と複数で語形変化し、基本的にoで終わる名詞の複数形は語尾がiに変わり、aで終わる名詞の複数形は語尾がeに変わります。
従って、kakiは複数形と決めつけ、kakoという単数形を勝手に作って「kako（カコ）を１個ちょうだい」と真面目に言うイタリア人が結構いて笑えます。
皆様も柿とザクロパワーで風邪を乗り切りましょう！！
*はてなブログ今週のお題「急に寒いやん」への投稿文です。
