【バタータ】パタータ・アメリカーナは薩摩芋?南瓜?人参?
チャオ!トモンテです。
最近スーパーで、Batata(バタータ)、別名 Patata Americana(パタータ・アメリカーナ)を初めて買いました。
日本のさつまいもを期待しながら切ってみると、中がオレンジでした.....。(汗)
この記事では、バタータ、別名 パタータ・アメリカーナを、実食レポートします。
Batata(バタータ)
Batata(バタータ)は別名、 Patata Americana(パタータ・アメリカーナ)、または Patata dolce(パタータ・ドルチェ)と呼ばれています。
Patataはジャガイモで、dolceは甘いという意味です。
Americanaのアメリカは北米ではなく、サツマイモの原産地である中南米アメリカ大陸のことで、ヨーロッパには15世紀後半に輸入されました。
ジャガイモは塊茎ですが、バタータは腫れた根とのことです。
バタータの栄養
食物繊維、ビタミンA、ビタミンC(量は低いがBおよびE)、タンパク質、カリウム、マグネシウム、鉄およびカルシウムを多く含みます。
バタータのレシピ
ベネト州では、パドヴァ~ロビゴの地域で、シナモン、サトウキビ、溶かしバター、パルメザンチーズで味付けしたバタータから、甘いニョッキが作られています。
プーリア州やカンパニア州サレントでは、セリアック病に悩む人にも問題ない、バタータを使用したビールが生産されています。
またバタータは、フライドポテトやポタージュスープ、炭火焼き、千切りにしたサラダ、ジャムといった様々なレシピを通して、家庭で親しまれています。
さて我が家ではこのバタータを輪切りにし、ジャガイモとお魚といっしょに、200度に予熱したオーブンで25分程焼きました。
バタータ実食感想
ジャガイモと比べると甘く、サツマイモ系の味がする反面、甘く煮付けた人参のような味と食感もし、また日本の甘いカボチャのような味もしました。(イタリアのカボチャは甘さ控えめです)
最後に
この記事では、Batata(バタータ)、別名 Patata Americana(パタータ・アメリカーナ)を、実食レポートしました。
もしどこかでバタータを見かけられたら、意外と美味しいので、一度試されることをおすすめします。
●参考文献
https://www.agrodolce.it/2021/10/16/cose-la-batata/
Batata, la patata americana del Salento | La Cucina Italiana