【ヴァッレダオスタ州】レーム・ノートル・ダム食レポ
チャオ!トモンテです。
この夏、ヴァッレ・ダオスタ州グラン・パラディーゾ国立公園内にあるRhemes-notre-dame(レーム・ノートル・ダム)峡谷に行ってきました。
この記事では、レーム・ノートル・ダムのレストランでの食事とグルメショッピングでゲットした名産品をご紹介します。
レストランでの食事
初日は、近くの庶民的なホテルのレストランで夕食。
プリモピアットは、ミックスキノコのバターソテーで和えたショートパスタ・ペンネ。ポルチーニもちょっとだけ入っていました。
ヴァッレ・ダオスタ州の田舎町のレストランでは、メニューにパスタ料理がほぼ無く、プリモピアットはポレンタ、スープ、クレープ、ニョッキでした。なので、何日かぶりに食べたパスタに満足しました。

セコンドピアットは、牛塊肉の赤ワイン煮込みブラサート。お肉はホロホロで柔らかく、付け合せ野菜のマッシュポテトとお豆もボリューミーで食べ応えがありました。
元々はお隣ピエモンテ州の郷土料理ですが、今回の旅で最も美味しかった1品です。

デザートは、ジェラートケーキ・ジェネピー風味のセミフレッドを頂きました。ジェネピーは、アルプス山脈に咲くヨモギ属の花のリキュールです。

2日目の夜は、トリップアドバイザーで評判の良い高級感のあるホテルのレストランで夕食。
プリモピアットは、フォンティーナチーズとパンのシナモン風味スープと、栗の粉で作ったニョッキのジビエソース和え。スープとは名ばかりで汁気がなく、まるでオーブン料理のようでした。

セコンドピアットは、スティンコ・ディ・マイアーレ(豚スネ肉料理)。スティンコ・ディ・マイアーレと言えばドロミテ峡谷のあるアルト・アディジェ地方のオーブン焼きが有名ですが、このレストランでは煮込み料理のような感じでした。

グルメショッピング
ワイン
白ワインはChambave Muscat(アルコール度数14%、2019年産DOC)を、赤ワインはCornalin(アルコール度数13%、2019年産DOC)とTorrette Superieur(アルコール度数13.5%、2017年産DOC)を購入。
Cornalinは他2つのワインに比べ知名度はやや低めですが、今回レストランで飲み気に入ったので購入を決めました。
試飲後に詳しくレビューを書く予定です。

Genepy(ジェネピー)
ヴァッレ・ダオスタ州の名産品、アルプス山脈に咲くヨモギ属の花のほんのり甘い食後酒Genepy(ジェネピー)。アルコール度数40%。

Tegole(テーゴレ)
ヴァッレダオスタ州名産菓子テーゴレは、細かくしたアーモンドやヘーゼルナッツ入りのクッキーで、その食感はラングドシャに似ています。フランスのノルマンディー地方に昔から伝わるレシピを再現したと言われています。

名称の由来は、ヴァッレダオスタ州の家屋の屋根瓦と形が似ているからだとか。

その他
特にヴァッレ・ダオスタ州の名産品ではないですが、蜂蜜、チーズ専用ジャム2タイプ(洋ナシ/玉ねぎ)、栗入りクッキー、手作りグリッシーニ(ピエモンテ州の名産)を購入しました。

最後に
この記事では、ヴァッレ・ダオスタ州グラン・パラディーゾ国立公園内にあるレーム・ノートル・ダムのレストランでの食事と、グルメショッピングでゲットした名産品をご紹介しました。
日本ではあまり知られていないヴァッレ・ダオスタ州の食材、フランス料理がお好きな方にはお薦めです。