ヴァッレダオスタ/レームノートルダムの宿とトレッキング
チャオ!トモンテです。
この夏、ヴァッレ・ダオスタ州グラン・パラディーゾ国立公園内にあるRhemes-notre-dame(レーム・ノートル・ダム)峡谷に行ってきました。
この記事では、宿泊したアグリツーリズムとトレッキングの様子をご紹介します。
Rhemes-notre-dame(レーム・ノートル・ダム)
レーム・ノートル・ダムは、グラン・パラディーゾ国立公園内にあります。
グラン・パラディーゾ国立公園とは、ヴァッレ・ダオスタ州とピエモンテ州にまたがり、グライエ・アルプス山脈のあるイタリアで最も古い国立公園。最高峰は標高4016mのグラン・パラディーゾ山。

看板を通り過ぎると、グラン・パラディーゾ国立公園観光案内所が2箇所ありました。

遂に、予約した宿泊施設のあるレーム・ノートル・ダム到着。

アグリツーリズモ Lo Sabot
農業を営んでいる婦人が経営するアグリツーリズムLo Sabotに、ローマから電話予約をしておきました。朝食込みでダブルルーム1泊70ユーロでした。

ここでの朝食ですが、さすが農家だけあって、自家製の牛乳、バター、ヨーグルト等乳製品が新鮮で、家庭菜園のラズベリーの自家製ジャムも美味しかったです。


ちなみに、日本ではグリーンツーリズムと呼ばれていますが、イタリアでの呼称はアグリツーリズモです。
以前宿泊したアグリツーリズモでは、自家製のチーズやハム、自家製ケーキまで朝食に用意してくれた所もありました。
イタリアの田舎町を個人旅行をされる方は、アグリツーリズモでのご宿泊も検討されると面白いかと思います。
トレッキング
トレッキングを始めてすぐマーモットの家族に遭遇。
人間の姿を見たり危険を感じると、笛のような鳴き声で家族や仲間に知らせ、最終的には穴にもぐって隠れます。
モルモットと名前が似ていますが、マーモットはげっ歯目リス科マーモット属の動物で、モルモットはげっ歯目テンジクネズミ科テンジクネズミ属の一種なので同じ動物ではありません。

岩から生えているミニサボテンのような植物のお花(写真左)が印象的でした。


ヴァッレ・ダオスタ州の峡谷は、アルプス山脈の雪解け水の小川が沢山あるので、トレッキング中爽やかな気持ちになり癒されます。


アルプスの雪解け水の滝のしぶきが、日光で火照った肌を冷やしてくれました。

山小屋 Benevolo
グライエアルプス山脈の標高2287mに位置する山小屋 Benevoloに到着!
この山小屋は、1930年トリノのCAI(Club Alpino Italiano)により建設。モンブランで死去した山岳家Gian Federico Benevolo氏の苗字から命名されました。

最後に
この記事では、ヴァッレ・ダオスタ州グラン・パラディーゾ国立公園内にあるレーム・ノートル・ダム峡谷のアグリツーリズムと、トレッキングの様子をご紹介しました。
ヴァッレ・ダオスタ州は日本人にあまり馴染みのないイタリア北部の州ですが、アルプスに憧れのある方や動物が好きな方にはお薦めです。