クリスマスホーリーと金柑のベランダ栽培
日本でも今年は各地で雪が降っているようですが、イタリアも12月初め既に初雪が見られ、各地で雪化粧したクリスマス風景を満喫できました。この時期こんなに雪が積もるのは20年ぶりという地方もあります。しかしながら、コロナ感染防止政令により、スキーリフトは2021年1月6日エピファニアの祝日まで運行できません。地球温暖化による雪不足でスキー場は毎年頭を抱えていたのですが、今年は雪が充分積もっているのに営業できない、皮肉なものです。
プランター栽培を始めて約3年目になりますが、我が家の植物達はまだ極寒を経験していないので、この冬は注意が必要です。
家のベランダは北東に向いているため、午前中しか日光が当たらず、夏場でも日照時間はMax5時間程度、冬は2時間弱です。
今回は、そんな厳しい日照条件の元で冬を越す、我が家の植物達を紹介します。
クリスマスホーリー/西洋ヒイラギ
2019年2月に購入した時は、こんなにも赤い実が沢山生り、小さいながらも活力溢れていました...。

しかしながら、昨冬も今も赤い実は2個だけ。愛くるしい白い花が春と秋の2回いっぱい咲くのに、赤くなる前にいつも実がごっそり落ちてしまいます。害虫に強いものの、大きく成長する気配全くなしです...。
イタリアの森でクリスマスホーリーを見かけたことがありましたが、陰の下でもしっかり育っていて大きな木でした。
プランター栽培の限界か、土が少ないからかもしれません。
寒さより暑さにやや弱いのか、夏場に一部真っ黒に枯れました。
金柑/ナガキンカン
金柑の実の効果効能を知り、2年前に購入しました。

金柑のど飴が発売されていることからもわかるように、金柑はビタミンCが豊富で喉に良く、咳止め効果のシネフリンを含むので風邪薬として利用されていた歴史もあります。
金柑の皮にはヘスペリジン(ビタミンP)という成分が含まれていて、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善も期待できるため、動脈硬化予防に役立ちます。
また、β-クリプトキサンチンも含まれており、生活習慣病予防に有用であると言われています。
皮のまま丸ごと食べられる金柑は、当然ながら食物繊維も多く取れ、果皮に有効成分が多く含まれているので、健康維持に最強の果物と言えます。
夏に咲く白い花は香りが強く、ベランダ中に良い香りが漂うので、多くのハチが蜜を求めてやってきます。
夏に元気一杯の金柑も、寒い冬には根が凍らないようプランターにバスタオルを巻いてあげます。
昨年は害虫もつかず豊作でしたので甘露煮にして食べました。悲しいかな今年はカイガラムシの被害にあい、金柑を守る為猛烈に戦ったのですが大敗してしまい、果実に元気がありません。もし実の中に害虫がいたら......と余計なことを想像してしまい、どうするか現在検討中です。

2020年最終日に一言
YouTube視聴を趣味とし、娯楽と情報のインプットに徹していた自分が、突然アウトプットしたくなり、今年10月末から執筆を始めました。ブログ初心者でわからないことだらけですが、ブログを読んで下さる皆様と、初心者に寄り添ってくれるはてなブログスタッフの皆様のお陰で、コンスタントに投稿できるようになりました。
拙い文章にはてなスターをつけて下さった方、読者になって頂いた方、心から感謝致します。
皆様のご健康とご多幸を祈ると共に、2021年こそはCovid-19とコロナ変異種が終息し、平和な未来が待ち受けていることを願うばかりです。
皆様、素敵な年末年始をお迎え下さいませ。