ローマ近郊雪山歩きと高地Leonessa(レオネッサ)の町
チャオ!トモンテです。
この土曜、ラツィオ州リエーティ県の高地にあるLeonessa(レオネッサ)に行ってきました。

そして、その近くのスキー場Campo Stella(カンポ・ステッラ)で雪山歩きをしました。
この記事では、その時の様子を紹介します。
Leonessa(レオネッサ)
レオネッサは、1278年に設立されたアブルッツォ州ラクイラ県の町でしたが、1927年以降ラツィオ州リエーティ県に属すことになりました。
標高976mの高地に位置するので、夏は避暑地として、冬はスキーリゾート地として、ローマからの観光客で賑わいます。
特産品は高地で栽培される水分が少なめのジャガイモで、ローマの人達に人気があります。
レオネッサでは、ジャガイモ祭りも毎年9月に開催されています。

雪山歩きの前に、まずはジャガイモ販売店へ。
スタンダードのジャガイモと、皮がさつまいも色の品種を購入しました。1袋5kg入りで5ユーロでしたので、合計10ユーロでした。


スポレティーナ門(Porta Spoletina)をくぐり抜けると、門の下に可愛い案内板がありました。



門から通りを歩いていくと、レストランや食料品店やスポーツ用品店が並んでおり、教会やバールのあるメイン広場、4月7日広場(Piazza VII Aprile)に着きます。

小さな町なので、30分もあれば観光可能です。
Campo Stella(カンポ・ステッラ)
町観光はそこそこにして、レオネッサからスキー場カンポ・ステッラへ向かいました。
テルミニッロ山の北側にあるスキー場カンポ・ステッラの入り口には、リフト券売り場とレストラン・ホテルがあります。

無料駐車場には数台しか車がなく空いていました。
カンポ・ステッラ入り口付近からしばらくは雪が少なかったので、登山靴での山歩きで正解でした。
無申請トリュフ掘り禁止警告板がありましたので、トリュフの産地であることを初めて知りました。

山道は上に登って行くにつれ雪が多くなり、時々キツネ等の野生小動物の足跡が雪上に見られました。

スキー場に着きました。
雪の状態はパウダースノーで、誰にも会わずガラガラでしたので、スキー板を持ってこなかったことを少し後悔しました。

何故かこの日、スキーリフトは運行していませんでした。
駐車場に戻った2時半過ぎにはホテル・レストランから美味しそうなにおいがしてきましたが、自宅から持ってきたパニーノがあったので、それで昼食を簡単に済ませました。
結局、標高差450mの雪山登山となりました。
テルミニッロ山の他のスキー場については、過去の記事からどうぞ♪♪
tomonteitalia.hatenablog.com
最後に
この記事では、ラツィオ州リエーティ県の高地にあるレオネッサの町とスキー場での山歩きの様子を紹介しました。
イタリアのスキー場のゲレンデで滑りたい方は、直前にスキーリフトが運行しているか必ず確認しましょう。
地球温暖化の影響で、イタリアでも毎年雪が積もらず困っているスキー場が多いので、今冬雪が沢山降ることを願うばかりです。
●参考文献
Wikipedia