【エールフランス2022年春】ローマから関空へロシア迂回飛行
チャオ!トモンテです。
現在ヨーロッパ便は、ウクライナ戦争の影響でロシア上空飛行を避けるため、迂回して飛んでいます。
4月里帰りの際に搭乗したエールフランス便においても、パリ~関空ルートを、従来のロシア上空時よりも3時間程長く飛行しました。

この記事では、2022年4~5月のエールフランス便搭乗体験を、機内食も含め紹介します。
往路: ローマ→関空
ローマからパリへ
フィウミチーノ空港(レオナルドダヴィンチ空港)午前6時25分発のエールフランス機に乗るため午前3時起きし、いざ空港へ。空港には午前4時半前に到着し、チェックインしました。
ロシア迂回ルートの為、パリから関空への飛行時間が長くなったせいか、パリからの出発時間が14時台から12時台へ前倒しになったことで、ローマ~パリ間を午前9時55分発から朝一番の便へ変更させられたのです。
チェックインカウンターではエールフランスのお兄さんが、「僕初めて必要書類をチェックするけど、日本人は皆準備周到だから安心」と言いながら、グリーンパス(ワクチンパス)や陰性証明書をゆる~く確認(ほとんど見ていない)されました。
機内は8割ほど席が埋まっていました。
パリ・シャルルドゴール空港に到着し、乗り換えの為に電光掲示板を確認。
この空港はアムステルダムのスキポール空港より大きく、しかも慣れていないため、速足で移動しました。
乗り継ぎ時間は3時間半だったので、結局焦る必要は全くありませんでした。

Lゲートの端にあるリラックスゾーンには大きな猫のオブジェがあり、座り心地の良さそうなリクライニングチェアが設置されていました。
残念ながら満席だったので、お土産探しをすることに。
お店はどこもしっかり営業しており、マドレーヌとレモンサブレを買いました。

パリから関空へ
機内では、2019年の飛行時にはあった食前のドリンクサービスが省略されていました。コロナ渦ですから仕方ありませんね。
遅めの昼食として、クスクスのような形状の極小パスタ南仏風か鶏肉のクリーム煮ポレンタ添えの2択が用意されていたので、迷わず鶏肉料理を選択。
ポレンタもクリーム煮も特に好きでないのですが、機内食にしては良く出来たメインディッシュでした。
豆と野菜と黒米のサラダも、あっさりヘルシーなお味でした。
他に、お味噌汁、チョコレートケーキ、チーズが付いていました。
飲み物は、勿論シャンパンをオーダー。
他の航空会社ではスパークリングワインがない場合が多く、炭酸水と白ワインを割って飲んだりしていたので満足!
食後のコーヒー、紅茶、緑茶のサービスはありましたが、食後酒のサービスが省略されていました。
2019年には、コニャックや洋ナシのリキュール等をサービスしてくれたのに、残念、、、、。

機内の空席状況ですが、乗客は6~7割程で後方に空席が目立ちました。
3席占領できた特権で、足を伸ばして横になって寝ました。(と言っても元々機内で寝れない体質なので、MAX2時間程度ですが、、、)
最後方にフリードリンクサービススペースがあり、ビスケットやチョコ等のお菓子や小袋入りカットパウンドケーキやパン等とアルコール以外の飲み物が置かれていました。
窓から上空写真を撮りました。

迂回ルートですが、トルコ~カザフスタン~モンゴル上空を飛行。

朝食はこんな感じです。

四国上空を飛行しました。下記画像は高知県です。

復路: 関空→ローマ
関空からパリへ
帰りの方が混んでいて、座席は8割程埋まっていました。
3席占領を狙い、往復ともにオンラインチェックインで後方座席をおさえたのですが、復路便については3席占領はできませんでした。
昼食には、親子丼を頂きました。
客室乗務員が「申し訳ございませんが、サーモンがもうないので親子丼になります」と持ってきてくれた時には、「いえいえ、親子丼が食べたかったんです‼」とガッツポーズしました。大変美味しかったです。
後方座席は前方より空いていますが、2択の食事で自分の好きな物が品切れになることがあるので注意が必要です。
やはり復路便でも、食前のドリンクサービスと食後酒サービスはありませんでした。

往路同様、復路もロシア上空迂回ルートです。
イタリアを通り越してフランスへ行き、パリからローマへと航路を戻ることになりますが、関空~ローマ間の直行便が飛んでないので仕方ないですね。

パリからローマへ
電光掲示板でローマへの乗り継ぎを確認、Fゲートへ。
オリジナル便ではパリでの乗り継ぎ時間が約5時間でしたが、ロシア迂回ルートで3時間程長く飛行したので、乗り継ぎ時間が2時間半に短縮されました。
結果的には理想的な乗り継ぎ時間でした。

フランス人女性だと思われるCAさんに、隣に乗客がいない席にかわっても良いか機内で相談したところ、関空~パリ間の15時間飛行に同情してくれて、ほぼ満席だったのに3席占領できる席を探し用意してくれました。
うとうと居眠りしていたら、ドリンク&スナックサービスがとっくに終わっていました、、、。無念。
フィウミチーノ空港に着いたのは、23時を過ぎていました。
最後に
この記事では、2022年4~5月のエールフランス便搭乗体験を、機内食も含めて紹介しました。
ウクライナ戦争が始まってから、元々予約していた便は往復ともにキャンセルになり、なかなかつながらないコールセンターに何度も電話したものです。
予約便は往復ともにオランダ航空だったのですが、振替便を変更してエールフランスを選びました。
というのは、例えば復路便ですが、
オランダ航空の機体が座席3-4-3 で エールフランスの3-3-3よりも大きいからか、給油や従業員交代のため韓国で2時間待機してから経由地アムステルダムへ飛び、アムスからローマへの乗り換え時間が1時間など、振替便の条件が良くなかったからです。
結果、エールフランスに変えて、乗り継ぎ時間も機内食もシャルルドゴール空港もスタッフも、全てにおいて満足できました。
この記事が、今後エールフランス便を予約される方に少しでも参考になれば幸いです。