発酵なし!マニトバ粉でクリームチーズのフォカッチァ ディ レッコ
チャオ!トモンテです。
手作りのパンやピザやフォカッチャは美味しいけれど、発酵には時間がかかるし失敗してしまうリスクもある.....と、発酵が足かせとなって手作りを諦めていらっしゃる方へ朗報です♪♪
フォカッチァ・ディ・レッコはイースト不要なので発酵要なし!短時間でも作ることが可能です。
この記事では、イタリア・リグーリア州レッコの名物「フォカッチァ・ディ・レッコ」のレシピを紹介します。
Focaccia di Recco (フォカッチャ・ディ・レッコ)
イタリアでは通常、ピザ生地より高さのあるフワフワ生地のパンをフォカッチャと呼んでいます。
オーソドックスなフォカッチャのレシピはこちらからどうぞ♪♪
tomonteitalia.hatenablog.com
フォカッチャ・ディ・レッコは、イーストを使用しないため超薄型のクリスピーな生地で、通常のフォカッチャよりも、イタリア・ロマーニャ地方のストリートフード「ピアディーナ」やアラブのパン「ピタ」に近い食感です。
2枚重ねた超薄型生地の中に、クレシェンツァやストラッキーノというイタリアのクリームチーズを挟んで、高温のオーブンでカリッと焼き上げます。
フォカッチャ・ディ・レッコ レシピ
レッコのピザ職人はマニトバ粉を使っているようですので、このレシピではマニトバ粉を使用していますが、強力粉や準強力粉、中力粉でも代用できます。
カプート マニトバ オーロ [袋] 5000g x 2袋 [イタリア/パン・ピザ粉・グリッシーニほか/常温/017295/モンテ] |
以下は、天板30cmx35cm用の分量です。
【材料】
マニトバ粉(もしくは、強力粉、準強力粉、中力粉) 300g
水 150ml
オリーブオイル 30ml
塩 6g
クリームチーズ 200~300g(量はお好みで)
【作り方】
1. 水とオリーブオイルを混ぜます。小麦粉と塩をタッパーに量り入れ、中央にくぼみを作ります。
2. 小麦粉に作った窪みに水とオイルを少しずつ注ぎます。
3. スプーンで小麦粉の壁を少しずつ崩すようにして混ぜます。
4.粉っぽさがなくなるまで、ヘラやカードで生地を混ぜます。
5. 作業台に取り出し、手で10分程度捏ねます。
6. 生地をひとまとめにしラップで包み、30分から1時間休ませます。
7. 休ませた生地を作業台に取り出して2等分し、1つをラップで包みます。
8. 生地をまず初めに手で四角い形にひろげます。
9.めん棒を使って生地を伸ばし、鉄板のサイズに合うようにひろげます。生地がべたつくようなら作業台に小麦粉をふります。
10. 逆さまに置いたボウルに生地をかぶせて休ませ、ラップに包んでいたもう1つの生地を作業台に取り出し、8→9と同じ作業をします。
11. 天板にオーブンシートを敷き、ボウルにかぶせて休ませておいた生地を天板にひろげます。もう1つの生地も逆さまに置いたボウルにかぶせて休ませます。
12.天板にひろげた生地の上にクリームチーズをのせます。(クリームチーズが足りなかったので、燻製スカモルッツァチーズも少しのせました)
13.ボウルに被せて休ませていたもう1枚の生地を、クリームチーズをのせた生地にかぶせ、端をフォークなどでしっかり閉じます。所々に手で穴を開けます。
14.生地にオリーブオイル(分量外)を軽くふりかけます。
15.250度に予熱を入れたオーブンで、12分前後焼きます。
●生地に開けた穴が少ないと、クリームチーズが上から出ずに横漏れしますので、手で思いっきり開けて下さいね。
まとめ
この記事では、イタリア・リグーリア州レッコの名産「フォカッチァ・ディ・レッコ」を紹介しました。
イーストを入れないので発酵が要らず、忙しい方におすすめのレシピです。
クリームチーズ以外のチーズでも美味しくできますので、お好きなチーズで試してみて下さい。