ToMonteItaliaの食旅

イタリア在住のトモンテが、食を中心に、スローライフを紹介するよ

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ミニトマト「ダッテリーニ」の花軸から枝!

ベランダでプチトマトのプランター栽培を始めて3年目になります。

1年目は、葉っぱだけのオレンジチェリートマトの幼苗を購入。蕾が出たり、花が咲く度に感激し、病気になったらネットで調べまくり、毛虫がついたらこわごわ退治し、水をやりすぎて根腐れをおこさないよう過保護気質の自分にムチを打って育てました。筆で人工受精を小まめにしながら、初挑戦にしてとても美味しい実が生りました。ToMonteItaliaブログのアイキャッチ画像は、その時収穫したオレンジチェリートマトです。

昨年は、既に蕾がついている立派な挿し木苗のダッテリーニ(細長いミニトマトdatterini)を購入。挿し木の根っこ部分が野生のトマトだったせいか、1年目と比べて病気に強く丈夫でした。
過去2年は、日照時間が午前中だけのベランダでも沢山の実を収穫できました。

今年は、ダッテリーニの実を潰したものをそのまま土に埋めました。
というのは、トマトの植え付け時期の春、ロックダウンでガーデニングショップが閉まっていたのと、不要な外出禁止令がイタリア政府から出されていたからです。

まともに実が生ったのは2段目までで、それ以降は花は咲くが実が生らず、肥料をやっても効果なし。秋になってやっと実が生ったものの、1cm未満の米粒サイズばかり。

パスタソースやサラダに使うには小さすぎるので、種からの実験栽培の観賞用、と割り切って放置していたら、花軸から枝が出てくる始末。心配して調べてみたところ、トマト栽培では珍しい現象ではないらしい。

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花軸から枝が生えてきたダッテリーニ

昨年までは「豊作ありがとう。お疲れ様でした」と10月末には葬っていたのですが、脇芽から元気よく新芽が出てきては大きな花を咲かせて未熟実が生るので、タイミングを逃し続けてしまいました。

無表情で無言のペットとも言われるガーデニングの野菜、果物、お花達。
新芽は「まだ捨てないで!」と、主枝は「もう引退させてくれ~」と言っているようで、一体どうすれば良いものか困惑しています。