ボルセーナ、カステッルッチョ、モンテモナコ、3州横断小旅行
チャオ!トモンテです。
6月末、ラッツオ州→ウンブリア州→マルケ州を車でまわり、湖水浴、お花畑鑑賞、山登りを満喫しました。
この記事では、その2泊3日の欲張り小旅行を紹介します。
ボルセーナ湖
ラツィオ州北部に位置するボルセーナ湖沿岸には、リラックスできる小さな町が沢山あります。
湖水浴にはいつも、Capodimonte(カポディモンテ)の浅瀬がどこまでも続く湖岸へ行きます。
海とは違い波がないのと浅いことで、ここには小さな子供連れファミリーが多く訪れます。
夕食まで、ボルセーナの町を散策しました。
メイン広場の交差点からポプラ並木をまっすぐ歩いていくと、ボルセーナ湖が一望できます。
樹齢100年位あるかもしれない街路樹に交じって、紫陽花が満開でした。
夕食はボルセーナにあるレストラン「La Tabernetta」で、ツーリスト向け湖味覚メニューをオーダー。
湖水魚ソースのロングパスタ、グリルしたCoregone (コレゴーネ)という淡水魚、サラダ、ワイン1/4リットル、ミネラルウォーター、エスプレッソコーヒーというコースメニューで21ユーロ(サービス料として1ユーロ50セントが加算)でしたので、多くの外国人旅行客で賑わっていました。
一皿の量も多く、2人で45ユーロなので安いですが、魚の鱗の処理が不十分であったのと、パンが新鮮でなかったことが難点でした。
ボルセーナ湖周辺にある美味しいお勧めレストランは、下記ブログからどうぞ♪
tomonteitalia.hatenablog.com
Bolsena (ボルセーナ)とSan Lorenzo Nuovo (サン・ロレンツォ・ヌオーヴォ)の中間地点にあるアグリツーリズム「La Fraschetta」に泊まりました。
宿泊税込みでダブルルーム53ユーロでしたが、冷房完備、駐車場と冷蔵庫付きで悪くなかったです。
カステッルッチョ高原でお花畑鑑賞
毎年恒例のレンズ豆の開花鑑賞をする為、ウンブリア州Castelluccio di Norcia (カステッルッチョ・ディ・ノルチャ)の高原に寄りました。
今年の猛暑で、残念ながらレンズ豆の黄色いお花の開花シーズンは終わっていましたが、真っ赤なポピーが満開でした。
標高1452 mで、近くにヴェットーレ山もあるので、涼しければ中腹辺りまでトレッキングするつもりでしたが、猛暑でそれどころでなく、写真撮影もそこそこにして、宿泊先のMontemonaco(モンテモナコ)へ移動しました。
カステッルッチョの黄色いレンズ豆のお花は、下記ブログからどうぞ♪
tomonteitalia.hatenablog.com
モンテモナコとシビッラ山
マルケ州モンテモナコへ移動し、ホテル「コロンベッラ」にチェックイン。
Booking.comで最安値のホテルをチョイスしたことに後悔しました。
シャワーをするとトイレの便座と洗面台までビショビショになり、エアコンがないので窓を開けると、網戸が付いてないので、蛾や蜘蛛や蚊が部屋に入りたい放題でした。
加えて、超旧式テレビも途中から見れなくなりました。
女性オーナーはとても感じの良い人でしたので文句も言えず、残念でした。
夕食はモンテモナコにあるレストラン「Borgo Antico」で、アラカルトメニューをオーダー。
Hotel Monti Azzurri (モンティ・アッズーリホテル)のエントランスから入ります。
ポルチーニとリコッタチーズのラビオリ、マルケ州特産サラミソースのニョッキ、フェットチーネ、茹でインゲン、1/4リットルワイン、水を2人でシェアして食べ、お会計は合計40ユーロでした。
全て美味しく、大満足しました。
翌朝、標高2173mのシビッラ山ヘ行きました。
まず、標高1540 mに位置する山小屋「Sibilla/シビッラ」まで車を走らせ、山小屋周辺に駐車し、山登りをスタート。
途中、補助チェーンの付いた崖を登る箇所もありましたが、なんとか頂上に着きました。
頂上には十字架も、山名板もなかったです。
野草の百合が綺麗でした。
標高差633mの山登りを終え、モンテモナコに戻り、バールでビールを飲みました。
最後に
この記事では、ラツィオ州、ウンブリア州→マルケ州で、湖水浴、レンズ豆開花鑑賞、山登りを満喫する2泊3日の欲張り小旅行を紹介しました。
中部イタリア3州を西から東へ横断しましたが、高速道路を使うルートではないため、結構時間がかかりました。
湖とお花畑鑑賞と山登りを2泊3日で堪能されたい方は、楽しめるでしょう。