ファイザーワクチン3回目ブースター副反応と無期限グリーンパス
チャオ!トモンテです。
先日ローマのクリニックで、ファイザー・ビオンテック社コミナティの3回目、ブースター接種をしました。

この記事では、Covid-19ワクチン3回目接種による副反応とスーパーグリーンパス取得、イタリアの3回目ブースター接種現状を紹介します。
ファイザーワクチン3回目接種
早朝の予約でしたが、密を避けるため6人ずつしか入館できないとのことで、クリニックのワクチン接種者専用入り口には寒い中、外に短い列が出来ていました。
入り口近くの小部屋で受付手続きをし、待合室へ。

3回目ブースター接種だけでなく、1回目や2回目の人も来ていました。
ベテランそうな看護士さんがワクチンを打ち、左腕上部に絆創膏を貼ってくれました。1回目と2回目を接種した病院では何も貼ってくれなかったので、ちょっと嬉しかったです。
待合室で15分待機するよう言われました。
その後近くのバールへ入り、カップチーノを注文。
自分へのご褒美として何かドルチェを....と迷った挙句、カラフルで可愛いマカロン(1個1ユーロ80セント)ではなく、ボリューミーなマリトッツォ(1個2ユーロ)を選択しました。


マリトッツォについての過去の記事は、こちらからどうぞ♪♪
tomonteitalia.hatenablog.com
ワクチン副反応
ブースター接種当日は、ワクチンを打った左腕上部が腫れて硬くなり、痛みもありました。
翌日も腕に痛みを感じましたが、掃除など家事をしても問題なく腕を動かせました。
熱は出ませんでした。
ワクチン接種から4~5日後も、ワクチンを打った所の少し下が腫れたままで、軽い痛みも感じましたが、それ以外の副反応はありませんでした。
筆者の場合、副反応が最も酷かったのは熱が出た2回目接種で、次が腕を上げることが出来るまで丸1日かかった初回、ブースタ接種が最も軽度でした。
1回目と2回目の接種体験は、過去の動画からどうぞ♪♪
tomonteitalia.hatenablog.com
tomonteitalia.hatenablog.com
スーパー・グリーンパス
2021年7月1日からヨーロッパ各国で施行されたグリーンパス所持者は、欧州内であれば、到着後の隔離期間免除とコロナ検査陰性証明免除で自由に行き来できます。


現在イタリアでは、グリーンパスなしで入場できる場所が限られています。
スーパー、薬局、眼鏡屋以外の場所、例えば、美容院やエステ、バールを含む飲食店、郵便局や銀行、衣料品店等では、グリーンパスの提示が求められます。
また2月15日から、ワクチン接種をしていない50歳以上の人に100ユーロの罰金、という厳しい法律が施行されます。
グリーンパスなしでは職場で仕事ができないようになり、法を破った従業員には減給や罰金、会社にも罰金が科せられます。

3回目ブースター接種の翌朝10時半過ぎに、イタリアの保健省から新しいグリーンパスのお知らせEメールが届きました。
下記リンクのページに必須事項を入力しても何故か始めは上手くいかず、2回やり直してやっと新しいグリーンパスをダウンロードできました。
https://www.dgc.gov.it/spa/public/
1頁がブルーの点線で4分割されていて、プリントアウトとすると折りたたんで使えるようになっているものと、QRコードのみの2バージョンあったので、どちらもスマホにスクリーンショットしました。
有効期間は、3回目接種日から「6ヶ月間」と印刷されていました。1月にグリーンパスを印刷した人は「9ヶ月間」になっていたので、なんだか損した気分です.....。
ですが、イタリア政府は無期限への変更をEma(European Medicines Agency)とAifa(Agenzia Italiana del Farmaco)に相談しながら調整し、2月7日から無期限に変更しました。
なので、グリーンパスを再度ダウンロードしてみましたが、6ヶ月間と印刷されたままで修正されていませんでした。
QRコードは無期限にアップデイトされているそうですので、使用時には問題ないようです。
(追記;3月に再度印刷したら、無期限ではなく540日(18か月)と変更されていました )
イタリアの3回目ブースター接種状況
2022年2月7日時点での3回目ブースター接種終了者は約3509万人、つまり12歳以上のイタリア国民全体の約83%です。
政府の3回目接種奨励強化政策が功を奏したと言えます。
3回目ブースターのワクチン銘柄については、2回目接種までイタリアで許可されていた、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンが消え、ファイザーとモデルナだけになりました。
ですので、アストラゼネカやジョンソン&ジョンソンを既に接種した人に対しては、3回目はファイザーかモデルナの交互接種となります。
接種予約がファイザーに集中していたからか、副反応が比較的重いと言われているモデルナを使用した予約なしで接種できるキャンペーンを筆者の住むラツィオ州では推進していました。
まとめ
この記事では、ファイザーワクチンの3回目接種による副反応とスーパー・グリーンパス取得体験、イタリアの3回目ブースター接種状況を紹介させて頂きました。
「無期限グリーンパス」と聞くと、響きが良いので一瞬嬉しい気分になりますが、イタリア政府は法律を簡単に何度も変えるので、また期限が変更になる可能性は充分にあるでしょう。
*本記事は、はてなブログ今週のお題「自分に贈りたいもの」への投稿文です。