ツナ缶のポテトコロッケオーブン焼き イタリアンレシピ
チャオ!トモンテです。
フライは好きだけどカロリーが気になるし、コロッケ等揚げ物によっては中身の爆発が怖いし、台所が油でギトギトになるのが嫌な方に、朗報です!(ちょっと大袈裟)
この記事では、イタリアで作られているツナ缶を使ったポテトコロッケのオーブン焼きを紹介します。
日本のレシピとの違い
日本のツナ缶ポテトコロッケと微妙に異なる点は、以下の通りです。
玉ねぎでなく粉チーズ使用
イタリアでは、玉ねぎの代わりに粉チーズを入れます。
例えば、ハンバーグやミートボールのような挽肉を使った肉料理も、こちらでは、玉ねぎの代わりに粉チーズを入れるレシピをよく見かけます。
使用される粉チーズは、パルミジャーノやペコリーノ・ロマーノ等のハードチーズです。
揚げずにオーブン焼き
イタリアにも油で揚げる派はもちろんいますが、油で揚げずオーブンで焼く派が多く見られます。
イタリアの台所には、電子レンジがなくてもオーブンは必ずありますので、何でもオーブンで調理することが多いです。
日本のコロッケはフランスのクロケットを原型として生まれたようですが、クロケットもオーブン焼きです。
茶色いパン粉使用
イタリアのパン粉は、茶色く粒子が細かいです。日本のザクザクとした荒めの白い小麦粉は、なかなか手に入りません。
下記レシピでは、イタリアのパン粉を使用しているので、日本のパン粉をご使用の場合は、コロッケ型に形成後、一旦卵液にひたしてからパン粉をつけて下さい。
ツナ缶のポテトコロッケオーブン焼き レシピ
【材料】
ツナ缶 約300g(水煮でも良いですが出来ればオイル漬け)
ジャガイモ 約500g
粉チーズ 約30g(あればペコリーノロマーノかパルミジャーノ)
パン粉 適量
卵 1個(白いパン粉をご使用の際は2個)
オリーブオイル 少々
塩、胡椒 少々
お好みで、パセリのみじん切り 少々
【作り方】
1. ジャガイモを茹でるか、電子レンジで柔らかくします。
2. 茹でたジャガイモをつぶします。
3. ツナ缶の油または水分をきり、ツナと粉チーズと卵1個をジャガイモに加え、塩、胡椒します。パセリのみじん切りをお好みで入れます。
4.オイルをつけた手でコロッケ型に形成し、オーブンシートを敷いた天板に並べます。
5.パン粉をふります。ひっくり返して裏側にもパン粉をふります。粉チーズも少しだけふります。(白いパン粉をご使用の場合は、一旦卵液にひたしてからパン粉をつけて下さい)
6. オリーブオイルをかけます。
7.オーブンを180度に予熱し、約30分焼きます。
8.お好み野菜を添えてお皿に盛ります。
最後に
この記事では、イタリアで作られているツナ缶を使ったポテトコロッケのオーブン焼きを紹介させて頂きました。
油で揚げても美味しいですが、その場合はオリーブオイルでなくサラダ油で揚げる方が軽く仕上がります。イタリア人もフライにする場合、オリーブオイルだと重くなるので、ピーナツ種油や大豆油などで揚げています。
簡単なので、既に作っていらっしゃった方も多いかと思いますが、初耳だった方は、献立のレパートリーの1つとして加えて頂くと嬉しいです。