ピッコロ・サン・ベルナルド(プチ サン ベルナール)峠観光
チャオ!トモンテです。
9月末のピエモンテ州で開催された山関連アンティーク書籍見本市の空き時間を使って、ピッコロ・サン・ベルナルド(プチ・サン・ベルナール)峠の半日観光をしました。
この記事では、ピッコロ・サン・ベルナルド峠半日観光を紹介します。
ピッコロ・サン・ベルナルド峠観光
山関連アンティーク書籍見本市の試食コーナーで程よく空腹を満たした後、見本市を後にし、フランス国境の標高2188mにあるアルプス山脈の峠、Colle del Piccolo San Bernardo(ピッコロ・サンベルナルド峠)へ車で向かいました。
クインチネットはピエモンテ州にありますが、ヴァッレ・ダオスタ州から近いので、半日あれば観光可能です。
ピッコロ・サンベルナルドはモンブランの南側に位置し、伊仏国境のアルプスを越える、歴史のある峠道です。
夏季は通行可能ですが、晩秋-冬-初春は雪で通行止めになります。
悪天候の中、フランス国境に到着すると、フェラーリのアンティーク車が集合していました。
日本では英語名「セント・バーナード」で親しまれている大きなサンベルナルド像が、お土産屋さん周辺にありました。
セント・バーナード犬の原産国がイタリア/スイスであることを、初めて知りました。
高山植物を集めたシャヌジア・アルプス植物園も、道路沿い左側に見えました。
峠の休憩所が右側に見えました。
中に入ると展示スペースがあり、上階にはバールや宿泊施設もありました。
屋上に出てみると、フランス側にあるマントンのバーナード聖人像が見えました。
強風と悪天候で寒かったので、バールでコーヒーを飲みながら休憩することにしました。
暖を取った後、マントンのバーナード聖人像まで歩きました。
この聖人は異教との戦いに長け、後に登山家の守護聖人となりました。山賊や悪魔を追い払うためこの峠に登り、気候変動や山賊から巡礼者を確実に保護するために、最初の休憩所を作りました。
最後に
この記事では、ピッコロ・サン・ベルナルド峠半日観光を紹介しました。
日程の関係上、悪天候の日に観光を強行しましたが、夏の晴れた日に行ったら涼しくてもっと楽しめたかもしれません。
セント・バーナード犬を飼ってらっしゃる方には、より親しみが湧く名所だと思います。
●参考文献
Wikipedia