山関連アンティーク書籍見本市とポルチーニ専門レストラン
チャオ!トモンテです。
11月1日は「本の日」。
1冊の本から創造の力が始まるというメッセージを込めて、数字の1が本棚に本が並ぶ姿に見えることから、全国の老舗書店で結成された「書店新風会」が制定し、2017年に記念日として認定・登録されました。
また今日は、直木賞作家・逢坂剛氏の誕生日でもあります。
ちなみに、「世界本の日」は、スペイン・カタルーニャ地方の愛の守護聖人サン・ジョルディが殉教した日、またセルヴァンテスとシェークスピアの命日でもある4月23日です。
この記事では「本の日」にちなみ、ピエモンテ州で毎年開催される山関連アンティーク書籍見本市の様子と、ポルチーニ専門レストランを紹介します。
山関連アンティーク書籍見本市
ピエモンテ州Quincinetto(クインチネット)で毎年9月の最終週ウィークエンドに行われる、フリーエントランスの山関連アンティーク書籍見本市に行ってきました。
開場1時間以上も前に到着しているコレクターも沢山いて、既に列までできていました。
グリーンパス(ワクチンパスポート)を提示し見本市会場に入ると、昨年コロナ渦で開催中止になったせいか、2年前よりも入場者が多いように見えました。
書籍以外では山の絵画や古い写真などが販売されており、家人が有名登山家達(ヴァルテル・ボナッティ等)のサイン付きのK2の写真を購入しました。
これは、写真家Vittorio Sellaが1909年に撮影した写真を、1954年トレント映画祭時にK2遠征参加者のサイン付きで700枚再印刷されたものの1枚です。
正午過ぎに市長からの挨拶があり、ピエモンテの食材を使った試食の案内をされました。
名産品試食
見本市会場入口近くに試食テントが設置されていました。
フレッシュチーズやサラミをサンドした、トウモロコシ粉で作った薄いポレンタと、クッキーが試食できました。
ワイン等の飲み物も用意されていました。
レストラン da Giovanni(ダ・ジョヴァンニ)
1ヶ月以上前から予約を入れていた、ポルチーニ専門レストラン「ダ・ジョヴァンニ」に到着。
ドリンクは、ヴァッレ・ダオスタ州のDOC赤ワイン「Fumin」を注文。
アンティパストには、ポルチーニのオリーブオイル漬けを頂きました。
プリモ・ピアットには、タリオリーニのポルチーニソテー和えを注文。何皿も食べられる位あっさりした味付けで、大変美味しかったです。
セコンド・ピアットには、ポルチーニ盛り合わせ(オーブン焼き、フライ、ソテー)を注文。
フライはとろけるような舌触り、オーブン焼きは肉厚で、ポルチーニ好きにはたまらない快感でした。
そして翌晩の夕食にも、このレストランでほぼ同じものを注文。
セコンド・ピアットには、仔牛の頬肉煮込みポルチーニソースを頂きました。じっくり煮込まれたお肉がホロホロでした。
最後に
この記事では「本の日」にちなみ、ピエモンテ州で毎年開催される山関連アンティーク書籍見本市の様子と、ポルチーニ専門レストランを紹介しました。
ヴァッレ・ダオスタ州へ車で行かれるポルチーニ好きの方、「ダ・ジョヴァンニ」はクインチネットの高速出口からアクセスが容易ですので、お時間に余裕があれば食事を行程の中に組まれることをおすすめします。
●レストラン情報
Via Fontanariola 3, Quincinetto
Tel: 0125 757447
火曜夜と水曜休業